鰹（かつお）

カツオは暖海性の魚で、南方の海で生まれ、２年くらいたつと黒潮に乗って北上。５月ごろ相模湾から房総沖にきたものが初鰹。
親潮と黒潮が合流する三陸沖でＵターンし、南下に転じる。これが戻りカツオ。
肉質はやわらかで水分が多いので皮のまま強火であぶって生臭さを消す。鮮度の低下が早いので、鮨店では「いそがしい魚」と呼ぶ。
　上りカツオは土佐、沼津沖。戻りカツオは三陸、釜石、銚子沖。

　初夏から秋にかけて。