青柳(あおやぎ) 正式名称はバカガイ。ハマグリに似た二枚貝で、殻が薄く割れやすいところから破家貝(ばかがい)の名がついたという。 江戸時代、千葉県の青柳村で多く産して鮨ネタに使われたことから、むき身を「アオヤギ」、貝柱を「小柱」「あられ」が一般名となった。新鮮なものは磯の香が漂う。 広く分布するが、日本海側は少ない。東京湾、伊勢湾、瀬戸内海が主産地。 寒中(12から2月)。